【VTI】バンガード・トータル・ストックマーケットETF米国全体にドドンと投資しよう!

会社員

米国株ETFで資産運用に挑戦しようと思っています。人気があって成長性の高い商品を教えてください!

大手運用会社「バンガード」社の一番人気ETFであるVTIをオススメいたします!

ゴマ夫

米国ETFはその商品名が長いため、ティッカーシンボルと呼ばれる略語が使われます。

アルファベット2~5文字くらいが多いです。

今回紹介する

「バンガード・トータル・ストックマーケットETF」 のティッカーシンボルは「VTI」というわけです。

VTIはなんといってもこれ1本だけで米国の大・中・小企業にまんべんなく投資できるという特徴があり、バンガードの中では純資産が最大のETFです。

VTIの特筆すべき特徴3つ

・経費率0.04%で米国全体投資は格安!

・人気は絶大!運用額はおよそ7兆円のメガETF!

・キャピタルゲインも狙えるので長期投資にもオススメ!

それではどうぞ!

米国株ETFで不労所得を得る!その特徴とメリットを徹底解説

VTIはこれ1本だけで米国の企業に投資できる大人気ETF

VTIは米国の大中小の株式に投資します。高配当成熟企業も無配当新米企業もカバーしており、実に3,654銘柄にて構成されたETFです。

経費率も0.04%と格安です。

日本の投資信託は超優秀なものでも0.1%は確実に超えてきます。

資産クラスは米国の株式のみですが、これ以上できないくらいにリスクが分散されています。最も優れたETFの1つと言えます。

過去の実績から

長期で保有していれば実質的な配当はどんどん上がる可能性があります。

 

VTIの基本情報

経費率0.04%

VTIに限らず、バンガードやブラックロックといった米国のETFは経費率をどんどん下げる傾向にあります。

2016年は0.05%→2017年0.04%に値下げしています。

世界中の人がこのETFを購入していますので、これだけの低価格を実現できるのですが、スピーディーに反映させる顧客への配慮が本当にありがたいです。

 

ベンチマーク CRSP USトータル・マーケット・インデックス

CRSP USトータル・マーケット・インデックスへ連動するように運用されています。

構成銘柄数3,594からなる米国株式の投資可能な市場時価総額ほぼ100%をカバーしています。

要は米国を丸ごと買っていると考えてください。

米国の企業は世界中で売上がある企業も多いのでもはや世界分散投資とも言い換えることができます。

 

パフォーマンス

設定来で7.15%のリターンは超優秀です。

特にリーマンショック以降の回復は目を見張るものがあります。

今後はさすがにここまでのハイパフォーマンスを維持するのは難しいと予想されますが

それでも十分なほどの成績を収めています。

 

上位構成銘柄

これはほとんど企業の時価総額ランキングと同一であるという印象です。

今を時めくテクノロジー企業の雄であるアップルやアマゾン、アルファベット(Google)などが上位を占めています。

世界経済の成長に乗るには、このようなテクノロジー企業に大きな割合を投資することが必要であるということです。

 

セクター構成比率

金融が1位です。リーマンショックで下げた金融株は割安になったため比率が多くなり、その後回復して成長率に寄与していると考えられます。

同率1位のテクノロジーは今後の注目です。AI・ロボットなどの分野は明らかに次の時代を創生する分野ですので成長が見込めます。ほぼ間違いなく今後は割合が大きくなるでしょう。

 

VTIのチャート

2001年の設定当初57 USドルでスタートしています。

2009年のリーマンショック時に34USドル付近を付けています。暴落時は60%程度までになることを念頭に置いておきましょう。

2010年には57USドルを回復し、その後はウナギ登りです。

2018年10月現在では140USドル近くまで上昇しています。

さらにS&P500とも比較してみましょう

S&P500を上回る素晴らしいパフォーマンスです。

 

VTIの配当金(分配金)履歴

2014年の1株あたりの分配金が年間で1.869USドルであったのが

2017の1株あたりの分配金が年間で2.343USドルまで上昇しています。

たったの3年で0.5USドル上昇しています。今後も上昇が見込まれますので、今仕込んでおけば配当利回りはどんどん上昇することでしょう。

 

VTIのデメリット

購入時の手数料が高い

米国のETFはUSドル建てで購入する必要があるため、買付手数料の他に為替手数料も負担する必要があります。

これに関しては住信SBIネット銀行とSBI証券の連携で手数料を最小まで抑えることが可能です。

さらにSBI証券では一般NISA枠を活用して買付手数料無料でVTIを購入できます!

USドル建ての資産が持てるのはメリットでもあります。

VTIはSBI証券での購入をオススメしています。

手数料最安!SBI銀行でドル転してSBI証券で米国株を購入する方法

VYMの方が配当金が多い

VYM(バンガード高配当株ETF)は銘柄数が408なのでVTIよりは劣るものの、高配当がもらえてかつある程度分散できる超優秀なETFといえます。

ゴマ夫のオススメベスト1の金融商品です。

経費率も0.08%ですので格安です。

【VYM】バンガード米国高配当株ETFで配当金をガッポリもらおう!

VTの方が世界分散投資ができる

VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)は

世界分散という観点でいえば最強のETFといえます。

ゴマ夫もとてもオススメできる商品だと思います。

VTは世界中の8,000以上の株式を詰め込んだ究極の1本であり、経費率も0.11%です。

【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETFこれ1本で世界分散投資をしよう!

 

VTIを購入すべき理由

細かいことは考えずに一本のETFで米国株分散投資ができる

投資を行う際にはいくつかの商品を組み合わせてポートフォリオを作り、バランスを取らねばなりませんが、米国株式に関してはこれ1本だけで済んでしまいますので、特にポートフォリオを意識する必要すらありません。

楽です。

日常的に忙しく、投資に割く時間を最小限に抑えたいなら、銘柄の入れ替えまで行ってくれるVTIは非常に魅力的ではないでしょうか?

 

不労所得である配当金は精神的な安定を常にもたらします

VTIは配当金(分配金)が年に4回(3,6,9,12月の月末)に支払われます。

日本の企業が年間1~2回であるのに対して単純に回数が多いのは嬉しいものです。

定期的に収入があるのは大きいです。

【不労所得報告】うつ病休職9カ月目の副業収入まとめ「米国株配当金は超優秀」
VTIを買うべき人はこんな人!

・初めてETFを買うのでリスクの低い商品が欲しい!

・人気が高いETFをとりあえず買ってみたい!

・忙しい人向けに買ったらほったらかしにできる!

・経済成長が見込める米国全体に投資したい!

 

いかがでしたか?

大人気のETFであるVTIはかなりオススメの商品です。

もっと手間を惜しみたい方はウェルスナビがオススメです。

ウェルスナビはETFを自動で売買してくれますが、米国株式クラスはVTIで構成してくれますので、間接的にVTIを保有することになります。

【運用成績公開】ウェルスナビ (WealthNavi)のメリット・デメリットを徹底解説

ETFについてはカン・チュンドさんの書籍がわかりやすいです。参考にしてください。

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