会社員 米国株ETFで資産運用したいんですけど、配当金がたくさん欲しいとも思ってます。 なにか良い商品はありませんか?
それでしたらゴマ夫オススメ第一位のVYMを購入してみてはいかがでしょうか? ゴマ夫
米国ETFはその商品名が長いため、ティッカーシンボルと呼ばれる略語が使われます。
アルファベット2~5文字くらいが多いです。
今回紹介する
「バンガード米国高配当株ETF」 のティッカーシンボルは「VYM」というわけです。
VYMはインカムゲインとキャピタルゲインの良いとこどりのETFですので、その特徴を詳細に解説してゆきます。
- 経費率0.08%で分散投資は格安!
- 高配当利回りゲットで不労所得を年に4回も!
- キャピタルゲインも狙えるので長期投資にもオススメ!
それではどうぞ!
米国株ETFで不労所得を得る!その特徴とメリットを徹底解説目次
VYMはインカムゲインとキャピタルゲインの良いとこどりのETF
VYMは米国の大型株の中でも配当利回りが市場平均を上回る、実に408銘柄にて構成されたETFです。
経費率も0.08%と格安です。
日本の投資信託は超優秀なものでも0.1%は確実に超えてきますし、VYMと同様な構成となると0.2%以上は覚悟しなければならないことを考えると優秀です。
高配当(インカムゲイン)が狙える上にリスクを低くて株価の値上がり益(キャピタルゲイン)も期待できる最も優れてたETFの1つと言えます。
過去の実績から長期で保有していれば実質的な配当はどんどん上がる可能性があります。
VYMの基本情報
経費率0.08%
VYMに限らず、バンガードやブラックロックといった米国のETFは経費率をどんどん下げる傾向にあります。
2016年は0.09%→2017年0.08%に値下げしています。
世界中の人がこのETFを購入していますので、これだけの低価格を実現できるのですが、スピーディーに反映させる顧客への配慮が本当にありがたいです。
ベンチマーク FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスへ連動するように運用されています。
高い配当利回りの銘柄で構成されています。
当初は配当利回り3%以上でしたが、ここ最近は株高の影響で2.47%程度になります。
上位構成銘柄
JPモルガン、エクソンモービル、ジョンソン&ジョンソンといった老舗の高配当成熟企業が軒並み上位を占めています。
常に銘柄の入れ替えは行われており、近年株高の影響で配当利回りが下落したMicrosoftなどが外れました。
今後はアップルあたりの配当利回りが上がってくればランクインしてくる予感がします。
急激な成長は見込めないが、不景気になっても底力のある銘柄を厳選している印象です。
セクター構成比率
金融が1位です。金利が上がってきている影響で高配当になっていると推測できます。
4位のテクノロジーは今後の注目です。AI・ロボットなどの分野は明らかに次の時代を創生する分野ですので成長が見込めます。配当利回りが良くなる可能性が高いので構成比率も必然的に高くなるでしょう。
VYMのチャート
出典:Googleファイナンス
2006年の設定当初50 USドルでスタートしています。
2009年のリーマンショック時に25USドルを付けています。暴落時は半分になることを念頭に置いておきましょう。
2016年には70US ドルまで回復しており
2018年10月現在では88USドル近くまで上昇しています。
VYMの配当金(分配金)履歴
出典:SBI証券
2014年の1株あたりの分配金が年間で1.908USドルであったのが
2017の1株あたりの分配金が年間で2.401USドルまで上昇しています。
今後も上昇が見込まれますので、今仕込んでおけば配当利回りはどんどん上昇することでしょう。
VYMのデメリット
購入時の手数料が高い
米国のETFはUSドル建てで購入する必要があるため、買付手数料の他に為替手数料も負担する必要があります。
これに関しては住信SBIネット銀行とSBI証券の連携で手数料を最小まで抑えることが可能です。
さらにゴマ夫は一般NISA枠を活用して買付手数料無料でVYMを購入しています!
USドル建ての資産が持てるのはメリットでもあります。
VYMはSBI証券での購入をオススメしています。
手数料最安!SBI銀行でドル転してSBI証券で米国株を購入する方法VTIの方が成長率が高い
同じくバンガードのETFで優良な商品との比較です。
VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)は米国中の株式の詰め合わせです。これ1本でアメリカ全てに投資ができると言えます。経費率0.04%は最強レベルです。
成長率はVYMよりVTIの方が格段に高いです。理由はVTIには無配当の成長企業を構成銘柄に多く入れているからです。
グーグルやアマゾンなどの今を時めく成長株にVYMでは投資ません。
配当金に特別こだわりが無いのならVYM以外のETFも考慮すべきです。
【VTI】バンガード・トータル・ストックマーケットETF米国全体にドドンと投資しよう!
VTの方が分散投資ができる
VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)は
VYMより配当金は劣るものの、分散という観点でいえば超優秀なETFといえます。
ゴマ夫もとてもオススメできる商品だと思います。
VTは世界中の8,000以上の株式を詰め込んだ究極の1本であり、経費率も0.10%です。
【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETFこれ1本で世界分散投資をしよう!VYMを購入すべき理由
高配当個別株ではキャピタルゲインが狙いにくい
高配当個別株を保有すれば配当利回り5%以上を狙うことも可能です。
しかし、そのような高配当個別株は良くも悪くも安定企業であり、大きく株価が上昇することは期待できません。つまりインカムゲイン狙いのみでキャピタルゲインは狙えません。
これに対してVYMは高配当個別株よりはインカムゲインは低いがそれなりに得られる上にキャピタルゲインも狙えるというポジションです。さらに適宜最適な銘柄に入れ替えも行われますので、その分VYMが有利と言えます。
米国株で資産運用しよう!米国株式の8つのメリットを徹底解説
不労所得である配当金は精神的な安定を常にもたらします
VYMは年に4回(3,6,9,12月の月末)に支払われます。
日本の企業が年間1~2回であるのに対して単純に回数が多いのは嬉しいものです。
定期的に収入があるのは大きいです。
ゴマ夫は3カ月ごとに200USドル程度配当金が入ってきますので、かなり助かっています。休職する前に投資をしていて本当に良かったと心から思っています。
【不労所得報告】うつ病休職9カ月目の副業収入まとめ「米国株配当金は超優秀」
VYMを買うべき人はこんな人!
いかがでしたか?
ゴマ夫は全ての投資商品を含めてベスト1のオススメ商品がこのVYMです。
ETFについてはカン・チュンドさんの書籍がわかりやすいです。参考にしてください。
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