会社員 仕事が辛いのですが、嫁に反対されて辞められません。 確かに生活費も心配だし、収入が止まるのは怖いよ。 でも問答無用で辞めるな!働け!ってのはどうよ? こんなことなら結婚しなけりゃ良かったと思ってしまいます。 どうしたらいいでしょうか?
大変つらい悩みです。
奥さんの気持ちもわかりますが、それ以上に夫として父親として頑張っているあなたの身体が心配です。
今回はこんな悩みを解決します。
この記事のポイント
この記事を書いているゴマ夫はうつ病で休職を経験しました。
家族のサポートもあり、復職することができました。
ハッキリ言って結婚は最高です。
結婚していなかったら人生終わっていたと思います。
現在は仕事を辞めたいという極端に強い気持ちは薄まり、収入源の分散化に取り組んでいます。
ゴマ夫の経験を元に解決方法を解説します。
目次
【嫁ブロック】家族の生活のために仕事が辞められない時の解決法
「嫁ブロック」とはいかにも2ch的なワードです。
仕事が辛い時などに限らずに、例えば趣味のカメラを買いたいけど嫁に反対された買えないとか、友達との飲み会に行かせてもらえないとかの嫁に自分の要望を却下されてしまう状態を「嫁ブロック」といいます。
最たる例が今回の主軸である仕事を辞めることを止められたり、または嫁ブロックが怖くて言い出せないという悩みです。
基本的には生活費や子供の世話という名目を盾に使われて却下されます。
まあ正論なのですが、あまりガチガチにされて妥協もしてもらえないとなると人生がつまらなくなってしまいます。心身にも悪影響を及ぼします。
特に仕事にまつわる悩みを解消できないのは深刻です。
家族には絶対に味方になってもらい共に解決していこうという姿勢になることが重要です。
今回の記事を読んで、論理的に奥様と話し合ってください。
そんなあなたに示す解決策です。
順を追って説明していきましょう。
会社はあなたを労働力としてしか見ていないことを理解する
極論です。
会社はあなたを労働力としてしか見ていません。事実です。
良い関係を築けている同僚もいるし、もっと感情を持って接してもらっているよ!
という反論があると思いますが
「会社」というものに感情は存在しません。ただの雇用関係であり、会社の望む業務がこなせないのならば(正社員はクビにできない以上)冷遇するしかありません。
この「業務」は以下の要望を含みます
- 高圧的な態度の上司からの命令も受け入れろ
- 与えられた業務は期限内に終わらせら(残業をしろ)
- 会社の方針は決定事項なのでつべこべ言わずに働け
もちろん、不満な点があれば相談して改善してもらうのが筋ですが、会社は縦割りの制度です。上司に相談すると、上司はそのまた上司に相談するわけです。そのまた上司はそのまたまた上司に相談する、最終的には社長に相談するわけですが、結局社長がNOと言えば、それ以下の社員全員はその遺志に従うしかないというシステムです。
直属の上司との関係性が良ければいいという問題ではないんですよね。
この要望が通らないという悩みはタチが悪いです。
トップの意思に従うしかなく、これを変えようとするとハンパではなく消耗することになります。もし改善できたとしても、問題児扱いされるなどで処遇が悪くなる恐れもあります。
そうなると必然的に文句も言わなくなって(言えなくなって)当たり障りのないような発言でその場をしのぐような態度になってしまい。
ただただ辛いという心境のまま行きたくない会社へ通う結果になります。
社長個人にはもちろん感情がありますが、感情だけでは大きな組織を動かすことも難しい(
労力がかかる)ので、手っ取り早く押さえつけるような方向で解決しようとしがちです。
このように会社と言う組織には事情があるので、社員個人の悩みに「全て応えることはできないよ」というスタンスです。
ということで、酷なようですが「会社になんとかしてもらう」から「自分で何とかしなければならない」への思考の変換が解決手段になります。
家族はあなたにとって絶対的な味方であると理解する
自分が辛い状況の時に相手の事を深く思いやるのは難しい事なのですが、共に人生を歩む奥様を思いやる気持ちを第一に考えましょう。
嫁ブロックを発動するには理由があります。
まずはその理由を考えてみます。
奥様が「あなたが仕事を辞めること」に対して多大な恐怖の感情を生み出されていることを理解しましょう。
奥様が恐怖の感情を抱く理由
これらの理由でわかるように根本的な恐怖の原因は「お金の不安」です。
なにもあなたの仕事を辞めたいという気持ちを否定しているわけではなく、奥様なりに家族の生活の安定を守るための手段として手っ取り早く「現状のまま我慢して仕事を辞めないで欲しい」と言っているわけです。
理由が「お金の不安」であることが理解できたら解決策を示すことができます。
ずばり「心療内科医へ相談する」です。
お金の不安は傷病手当金を貰うことで解決できます。
休職するという方法がある。生活費は傷病手当金を使う
心療内科医へ相談すると聞くと、「病気ってわけじゃないし」と尻ごみしてしまいますが、特に問題はありません。
現状では会社や家族に相談しても解決に至らないので、むしろ他人である医師の方が本音を吐き出しやすく、案外スッキリする可能性があります。
受診の結果が問題なければそれで良しです。会社へ報告する義務はありません。
もしも休養が必要な状態であると判断されれば、診断書の発行と共に会社へ休職を指示する権限を医師は持っています。
休職中は傷病手当金を受給することができます。給与の3分の2程度の額が保障されますのですぐに生活を圧迫するような事態を避けることができます。
詳細な情報を医師は説明してくれます。
まずは休職という処置をとり、ゆっくり休みましょう。落ち着いて考えることで今後の方向性を決めていきましょう。
ここまでで医師に相談するメリットと休職までの流れが理解できたはずです。
次にあなたが取るべき行動は
「心療内科医へ相談するメリットを論理的に奥様に説明して賛同を得る」ことです。
以下に要点をまとめましたので、これを参考に奥様にお金の不安は消えることを中心に説明してみてください。
心療内科医へ相談するメリットを説明するためのポイント
- 心療内科医へ相談すること自体は何ら問題ない
- 心療内科医へ相談したことを会社へ報告する義務は無い
- 休養すべきと判断されれば診断書で休職を指示してもらえる
- 休職中は傷病手当金受給で生活費の心配は激減する
- 休職すれば今後の方針をじっくり考える時間を確保できる
別記事も参考にしてください。
仕事を辞めるために準備すべき事
うまく奥様に了承してもらって休職することができた場合の、その後の対策について記します。
休職の初期段階はなにも考えずにゆっくり休養する時期は必要です。
落ち着くことができたら定期的に会社・家族・医師と相談して今後の方針については考えましょう。
その答えが復職なのか、転職なのか各々異なるはずですが
仕事を辞めることを躊躇してしまうお金の問題については別の角度から対策することが必要です。
会社に依存しない副収入と言う収入減を確保することが極めて重要です。
お金の悩みはお金で解決ということです。
仮に会社の給与収入と同程度の副収入を得られている状態であれば仕事を辞めるという判断は簡単にできていたかもしれません。奥様の反対する姿勢も変わっていたと思います。
せっかく休職という自由な時間を確保できたのですから少しずつでも会社に依存せずに、自分の力だけで収入を得るという筋肉を鍛えてみてはいかがでしょうか?
ある程度の副収入を得る状態になると、「いつ今の仕事を辞めたっていい」という強い気持ちを持つことができます。その気持ちを持てば堂々と会社で振舞えるので結果的に「会社を辞めたい」という気持ちは薄まることも考えられます。
このような自信を得ることを目標にぜひ副収入構築にチャレンジして欲しいと思います。
具体的に始めるべき副業を別記事で紹介しています。
副業初心者が継続的に副収入を得る方法3選【副業解禁時代を生き抜く】
まとめ
いかかでしたでしょうか?
嫁ブロックはあなたを思う気持ちの裏返しでもあります。
共に相手の気持ちを想い合う関係性を築いて一緒に問題解決のために突き進んで欲しいと切に願います。
あなたは結婚して良かったのです。絶対的な味方が傍にいます。
本記事のまとめです。
- 個人の力で会社と言う大きな組織を変えるのは難しい
- 嫁ブロックは生活のための「お金の不安」から起こる
- 傷病手当金を論理的に説明して休職の有効性を理解してもらう
- お金の不安解消のために副収入を得ることが解決につながる
以上ご参考にしてください。
それでは
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