会社員 仕事が辛くて、辞めたいという気持ちを持っていますが、給料をもらえなくなるとお金が無くなる恐怖から仕事を辞められません。 お金のためと割り切って働き続けるしかないと思ってます。 こんな気持ちであと30年も働き続けなければいけないの? 先が見えません。
このような仕事に関するお金の問題を解決します。
この記事のポイントは4つです。
- お金の問題はある程度解決できる。傷病手当金の存在
- まずは好きな事を見つけることが重要
- 好きな事をお金に変える努力は必須
- 副収入を得ることが解決への糸口
この記事を書いているゴマ夫は人間関係のストレスから仕事を辞めたいと思っていましたが、お金の不安から解決策を見いだせずにいました。
2018年1月から医師によって、うつ病と診断してもらい休職中、傷病手当を貰いながら生活しています。
落ち着いて考えることができる時間を確保して、できた時間を使って副収入を得ることにより自分に自信を持てたため「仕事を辞めたい」という極端に強い気持ちは薄まり2019年2月から復職することを決めました。
ゴマ夫の経験をもとに解決方法を解説します。
目次
お金のために割り切って仕事をするあなたへの解決法
まずは会社員のお金に関する悩みの一例を見てみましょう。
- 給料が低い、ボーナスもカットされた。
- 基本給を異常に低くされており、ボーナスが少なすぎる。
- 全く仕事ができない人が自分の倍以上の給料をもらっていると知った。
- 結婚・出産で家計を圧迫、家族手当もほとんど出ない。
- 毎日弁当持参、月に1回の外食も贅沢って普通ですか?
- このままでは貯金もできないし、将来の年金がもらえるのか漠然とした不安がある。
この例からわかる、お金が原因で仕事が辛い・辞めたいと感じる理由の一つは
自分の評価が低いために仕事に対しての意欲が削がれるためであるでしょう。
ぶっちゃけ仕事で得られる人間の評価はお金です。
どこか正当な評価(=お金)をしてもらえていないという悶々とした気持ちが募るのです。
これに対して改善要求をすることができない、または改善要求しても変わらない時に辞めたいけどお金のために割り切って仕事をするという選択をしてしまうのはなぜでしょうか?
- 改善要求して上司に煙たがられると困る
- 辞めたいと言うと嫁に怒られるから困る
- 辞めて転職先でうまく行かなければ困る
- 貯金が無いので生活に困る
上記の例を言い換えるとお金の悩みは
などの様々な環境に影響してしまい、これらはすべて複雑に絡み合い大きな悩みとなってしまいます。 このためとてつもなく辛く、逃げ出すことができないような気持ちになってしまうのです。 こんな状況に長い間悩まされてきたあなたに解決のために理解して欲しいことは4つです。 それでは順を追って説明します。 お金の問題はある程度解決できます。 方法は傷病手当金の受給です。 たかがお金の悩みでなぜ傷病手当金の話になるのかと思うかもしれませんが、そこまで重たい話をするわけではありません。 もう一度いいますが、お金は会社・家庭・自分の全てを巻き込んだ根が深い悩みです。 その悩みに長年苦しんできたあなたです。 誰かに相談すると言った方法を試したはずですが、解決に至っていません。 そこで医師に相談することを考えてみてください。 具体的には心療内科医へ行ってください。 あなたがうつ病だといっているわけではなく、気軽に身の上話をしに行けば良いのです。 医師は他人ですから、身の回りの人に相談するよりも客観的にあなたの状態を判断してくれます。 あなたも逆に本音を言いやす存在となることでしょう。 本音を吐いてスッキリしたらやる気が出てきたと思えればそれで良しです。 特に会社に報告する義務もありません。 もしもあなたが、すぐに会社を離れて休んだ方が良い状態であるならば、診断書を書いてもらえるので休職できます。 休職中の生活費は傷病手当金でなんとかなるので不安は少なくなるはずです。 しっかりと傷病手当金の説明もしてくれます。 毎月、給与月額の6割程度を受給できます。 この方法を選択すれば、生活費の心配をせずに辛い仕事から一時的に離れて今後の人生を考える時間を確保できます。 お金の問題の解決のために休職する流れ 関連記事です。お金の問題はある程度解決できる【医師へ相談のススメ】
自分の好きな事を認識して仕事にできないか考える
休職が決まったら少しゆっくりしましょう。
辛かった日々の事は忘れて朝遅くまで寝ていても構いません。
少し時間が経てば「このままではいけない何か動き出そう」と言う気持ちになります。
そのときにまずは転職活動をすることになります。
個人の力で現在の会社の待遇を大幅に改善しようとしてもかなり無理があるので、転職してキャリアアップ、報酬アップが狙えるのであれば大いに行うべきです。
ただ一抹の不安もよぎります。
- 転職先で給料が下がるのでは?
- 転職先で待遇が悪かったら?
- 転職先で馴染めるのか?
転職によって報酬アップを得た人はもちろんいるのですが、この記事ではそこまでポジティブな状況を想像しにくい方に向けた解決方法を提示します。
ズバリ、休職中に好きな事をしてください。
- 映画を見る
- 旅行をする
- ゲームをする
何でもいいので遊んでください。
無理に遊ばなくてもいいので、一度転職のことは考えないようにしましょう。
そんな暇な状態になった時についついやってしまうことは何なのか?
この無意識にやってしまうことの正体を認識しましょう。
無意識にやっている好きな事というのは、あなたがお金を貰えるからやるわけではありません。
むしろ映画を見るならお金を払ってまでやっている事です。
これって今の仕事とまるっきり正反対の行動です。
- 仕事 → 辛いけどお金が貰えるからやる
- 趣味 → 楽しいからお金を払ってでもやる
ここから導き出される究極の解答は
となりますが、これはぶっちゃけ理想論です。
誰もが思い描いても達成できない夢のような話です。
ですが、達成できないとしても今一度この夢に近づいてみる努力をしてみましょう。
少なくとも今の仕事よりは気軽に取り組めるような仕事を見つけることができるかもしれません。
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【自分の「好き」を見つめなおす】休職が決まったらまずは遊ぶことを考えよう
好きな事をお金に変える努力は必須
例えば映画が見るのが好きなので、ただ映画館に行って8時間くらい映画を見たからってお金は貰えません。逆にお金を払っています。
映画の製作者はあなたの好きな事を提供することでお金を貰っています。
映画を製作して上映して売上を出すという作業は並大抵の仕事ではなく辛かったり、まともな給与を貰えない方もいると思いますが、制作にかかわる人たちはおそらく「映画」というコンテンツが好きなはずです。
つまり
- 誰かが好きな事を提供する側に回る
- それが自分も好きならまあ続けられる
こんな思考回路だと、お金の問題が少し緩和されるはずです。
だからと言って、今から映画監督や俳優を目指す気はないというのはごもっともです。
もっと軽い方法で考えましょう。
- 映画を見るのが好き → ブログでレビュー記事を書いて広告収入を得る
- 旅行が好き → 旅行先で撮影した写真をストックフォトで販売して収入を得る
具体的にはこのような感じに少額で良いので収入を得てみます。
自宅でPCとネット環境さえあればこれらの作業はできます。
いきなり仕事を辞めることができる収入を得る必要はないし、できないので無理せずに自分のペースで始めてください。
傷病手当金は最大1年6カ月の間受給できます。
この時間を大いに活用してください。
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副収入を得ることでお金の悩みはかなり薄まる
最初は数百円の収入だとしてもブログやストックフォトで月に数万円の収入を得ることは可能です。
この額になってくると、副収入と呼ぶことができるでしょう。
月に数万円の余裕資金があると精神的なゆとりが持てますので、今の会社に復職した時も以前よりはイライラすることが減ります。
また副収入以上に重要なのが、「自分だけの力で稼いだことがある」という実績からくる自信を得られることです。
人は自信にみなぎると自然と周りから信頼されるものです。
社内の評価も上がるかもしれません。
また、復職してうまく行かなかったとしても副収入を得たという実績はあなたのスキルとして蓄積されます。
- 仕事を辞めてスキルを活かして独立を考える
- あくまで副収入としてつづけて転職を模索する
このように選択を前向きに考えることができるでしょう。
お金のために割り切って仕事をしているのならば、副収入を得ることを考えてはいかがでしょうか
解決への流れのまとめ
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