仮想通貨とは?初心者でも理解できるように解説

仮想通貨解説

最近よく聞く「仮想通貨」すごい儲かった人がいるらしいけど、盗難事件とかもあったみたいだし、かなり危ないイメージがある。

いまいちどんなものかよくわからないなあ

 

 

ご説明しましょう!仮想通貨は投資としてだけでなく、その技術革新が非常に魅力的です!

ゴマ夫

 

仮想通貨は面白い!

投資対象としてではなく、まず未来を劇的に変える可能性のあるものであると認識しよう!

仮想通貨の面白さってなんでしょうか?

やはり儲かるから?10倍、100倍に化けたらそりゃ嬉しいですけど

仮想通貨本来の魅力ってそこじゃないんですよね

ニュースではやたらと投資(投機)によって儲かったという話をピックアップされがちですが、それは仮想通貨の持つ役割の一部にすぎません。

今回は仮想通貨の代名詞であるビットコインを初心者向けにわかりやすく解説していきたいと思います。

それではどうぞ

 

仮想通貨とは?

仮想通貨(かそうつうか、英語: virtual currency)は、デジタル通貨の一種で、開発者によって発行され、通常は管理され、特定の仮想コミュニティのメンバー間で使用され、受け入れられているものを指す。

(出典:wikipedia)

 

仮想通貨はデジタル通貨なので法定通貨(USドルや日本円)のように貨幣やコインとしての実態があるわけではなく、ネット上でのデータしかないものなのです。

仮想通貨の中でも特にその技術の信頼が得られたビットコインは主に以下のような役割を担います。

 

ビットコインの役割3大要素

・送金

・決済

・投資(投機)

 

仮想通貨の種類

仮想通貨は実は1000種類以上存在します。

ビットコインは取引量が一番多くて有名な仮想通貨であるというだけです。

ビットコイン以外の仮想通貨は総称してアルトコインと呼ばれています

代表的なアルトコイン

・イーサリアム

・リップル

・ビットコインキャッシュ

・モナーコイン

実に様々な種類があり、それぞれ機能が異なるため一概に仮想通貨はこうである!という説明をすることは難しい部分があります。

そこで今回はビットコインを対象に仮想通貨全体を説明できればと思います。

 

仮想通貨の単位

仮想通貨を通貨単位として表現する場合はだいたいアルファベット3文字~5文字に簡略化されることが多いです。

USドル → USD

日本円 → YEN

などと同様です。

ビットコイン → BTC

イーサリアム → ETH

リップル → XRP

ビットコインキャッシュ → BCH

モナーコイン → MONA

例えば1BTC なら 読み方は ”いちビーティーシー”になります。

 

仮想通貨はスマホアプリで保管・送金・決済ができる

仮想通貨は専用のウォレットと言われるアプリをスマホにダウンロードすることで

保管・送金・決済が全てできます

他にもPCウォレット、ハードウェアウォレットなどの保管方法がありますが

スマホアプリが使用しやすいでしょう。

ウォレットには特定のアドレスが付与されており(メールアドレスのようなもの)

そのアドレス宛にメールを送るように仮想通貨を送金することが可能です。

相手のアドレスを読み取るのにQRコードが良く用いられます。

仮想通貨はデジタルで実態のないものなのでスマホ一台で全て管理できることから

銀行口座を持てない発展途上国の人でも資産を持つことができるという部分でも非常に画期的なのです。

 

仮想通貨はブロックチェーン技術の一部

実際にビットコインが2009年にサトシ・ナカモトさんの論文が公開されてから

多くの人に共感されたのがブロックチェーンを使用した送金・決済のシステムという画期的な概念でした。

ブロックチェーンとは

仮想通貨はブロックチェーンという技術の上に成り立っています。

ブロックチェーンは日本語でいうと分散型台帳といいます。

日本語だとさらにわかりづらくなっていまいますよね。

 

ブロックチェーンは、「ブロック」と呼ばれるデータの単位を一定時間ごとに生成し、鎖(チェーン)のように連結していくことによりデータを保管するデータベースである

(出典:Wikipedia)

 

銀行が送金をした時にその記録を台帳に記入しています。

この台帳を銀行が責任を持って管理することで誰から誰に送金がなされたかが信用されるわけです。これを維持するために銀行は莫大なコストをかけています。

これを銀行を使わずにオンライン上で行おうとすると

必ず 誰かに改竄されないか?改竄されてない証拠がどこにあるのか?

が気になってしまいますよね

 

それを解決したのがブロックチェーンの技術です。

 

取引の記録を一定量1つのブロックに保管してカギをかけてしまいます。

一度カギがかかってしまうとこれはもう誰にも開けられません。

ただ中身は閲覧可能なのでどんな取引があったかは見ることができます。

そしてまた次のブロックに取引を記録してカギをかけます。

この2つのブロックをチェーンでつなぐことでこの取引データのデータベースを作ることができるわけです。

このデータベースはオンライン上に永久に保管され、消えることがありません。

 

この改竄や消える心配のない誰でも閲覧可能なオンライン上の取引記録が使えれば

デジタル通貨の取引にしようすることができるとして初めて考えられたのが

ビットコインなのです。

 

だれが取引記録をとるの?

銀行での送金なら銀行員が記録をしてくれますが、ビットコインだと誰がそれを行うのでしょうか?

必要なスペックのPCがあればだれでもできるのです。

ビットコインの取引記録をする人のことをマイナーと呼びます。

マイナーはマイニングする人」を意味します。

マイニングとはかつて金山で金を掘る人のことを指して使われたことばですが

 

現在はビットコインで報酬を得る人(ビットコインを掘る人)の意味でマイナーと呼ばれています。

 

そうなんです

ビットコインの取引記録を行うと報酬としてビットコインがもらえる仕組みになっているんです。

 

Aさん→Bさんへ1BTCの送金

Cさん→Dさんへ3BTCの送金

 

これらの取引記録が一つのブロックの中に詰め込まれていきます。

そしてブロックの蓋がしまったらヨーイドン!で競争が始まります。

このブロックにカギをかけて永久に改竄されずに保存できる処置をするために

PCをしようして複雑な演算処理をします。

この演算処理を一番早く終了させたものにビットコインの報酬が付与されるのです。

この競争は世界中から参加可能です。

このシステムをプルーフオブワーク(PoW)と呼んでいます。

 

しかしこのマイニングはPCの電気代を過度に要するため、今ではほとんど中国のマイニング企業が独占しているような状態なので個人でのマイニングはほぼ不可能ですし、できたとしても電気代が高くついてしまうので採算がとれません。

中国は電気代も安く、寒冷地に巨大な倉庫で何万台ものPCを稼働させているため採算がとれるのです。

 

ビットコインの流通量は決まっている

ビットコインには管理者がいないというのが最大の特徴でしょう。

法定通貨(USドルや円)は国が管理者の役割を果たしています。

日本は経済の状況をみて、不況ならばお金をたくさん刷って流通量を増やそう

などというコントロールが可能なのですがビットコインにはそれがありません。

まず流通量は2100万BTCが上限に設定されており

これ以上増えることはありません。

2018年1月には1700万BTCがすでに発行されており、残りはマイニングするたびに増加します。

 

ビットコインは管理者がいない仮想通貨

法定通貨は国自体にリスクを負いますが仮想通貨にはそれがありません。

どういうことかというと

日本は世界の中でも経済的豊かなくにですのであまり心配はないのですが

海外の国の経済はかなり不安定なので自国の通貨をあまり信用してない人は結構います。

例えばカンボジアに旅行に行くと普通にUSドルの方が流通してたりします。

有名なジンバブエのハイパーインフレの時などはお金の価値が低すぎたので札束で焚火したりしていましたね。

せっかくお金を貯めていても管理者である国がその価値を変更させてしまうリスクが存在するのです。

 

近年、ギリシャ危機と言われる問題がありました。

簡単に言えばギリシャの借金が膨らみすぎてどうにもならなくなって維持的に個人の預金口座を凍結しますということがありました!

マジで国民パニックですよねお金があるのに使えない状態になりましたが、こんなとき資産の一部をビットコインで保有していた人はそこまで困らなかったそうです。

ビットコインならどこの国からも制約を受けることはありませんからね。

 

新しい通貨としての可能性

仮想通貨には国境を越えた世界共通通貨として利用できる可能性があり非常に注目されています

例えば日本に出稼ぎにきているフィリピン人が祖国に残してきた家族に送金したいと思ったときに高い手数料が取られてしまいます。

これは主に以下の2種類の手数料に起因します。

・送金手数料

・為替手数料

2つ以上の銀行を経由しなければならないことから送金手数料が発生します。

そして外貨への両替が必要ですから為替手数料もあわせて発生します。

この手数料だけで5,000円程度取られてしまうこともあるそうです。

 

しかしビットコインならどうでしょう。

相手のアドレスを知っていれば自分のスマホのアプリから

ほとんど無料くらいの手数料で相手のスマホに送金できるんです。

24時間365日・数秒~数分の速さで送金が可能です。(ビットコインの流通量が増えると

 

もし買いたいものがビットコインで決済できるとしたら

為替手数料さえ必要ありません。

 

このような海外への送金手数料の負担を減らすことは非常にメリットが大きい

個人間だけでなく企業や国単位でも送金業務は発生しますから

それこそ世界中の人たちがこの恩恵を受けることができるはずなのです。

 

いかがでしたでしょうか?

仮想通貨はこの送金と決済の手段として将来性が見込まれる技術だということがご理解いただけたと思います。

書籍「仮想通貨リップルの衝撃」にはリップルだけでなくビットコインなどの仮想通貨全般の事やどうやって仮想通貨が生まれて成長してきたのかが詳細に描かれています。

ぜひ参考にしてください。

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次回は仮想通貨の投資としての側面について解説いたします。

 

仮想通貨を購入するには仮想通貨取引所で口座開設する必要があります。

現在最もオススメできる取引所はbitbannk(ビットバンク)です。

それでは!

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