出産後に夫がすぐにやるべき4大手続き【15日以内が勝負】

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会社員

まもなく子供が生まれることになったのですが、出産後にやらなきゃいけない手続きって結構あるみたいですね、保険証とか児童手当とか沢山ありそうでどこまでやればいいのかわからない。きっちりまとまっているサイトはないかな?
 

 

こんにちは!ゴマ夫(@gomaoshigotoya)です!

出産たのしみですね!

実はゴマ夫も2019年4月に第2子の出産を控えており、再びこの手続きの不安と格闘しています。

1人目の時に経験しているはずなのに、結構忘れてしまっているので備忘録も兼ねて情報をシェアします。

特に2019年はGWは10連休もあるので、出産後15日以内に済ませるべき申請が多いのですが間に合うのかな?と心配になります。

 

この記事を読めばポイントを抑えられますし、不安を取り除けます。

基本的には「会社員の夫」の立場で解説します。

 

合計でやるべき手続きは9つあります。


そしてその中でも出産直後の15日以内に速攻で片づけるべき手続き4つが特に重要ですのでチェックしておきましょう。

 

この記事のポイント

  • 出産15日以内に夫がやるべき4つの手続き
  • その他の5つの手続き
  • 【一覧表】期限・優先順位・準備物のまとめ

 

それでは参りましょう!

出産15日以内に夫がやるべき4つの手続き

 

先に結論を述べておくと、夫は以下の4つの手続きを出産直後にやってください。

  1. 出生届
  2. 健康保険証
  3. 児童手当
  4. 乳幼児等・こども医療費助成

では解説いきます。

出生届

項目出生届
概要子供の戸籍
住民票作成
期限出産日
を含む
14日以内
準備出生証明書
母子手帳
印鑑
子供の名前
妻が
会社員
妻が
主婦
申請先自治体
支給元

まずは出生届を提出して戸籍に子供を登録しましょう。

産院から出生証明書と母子手帳を受け取ってから最寄りの自治体(市役所や区役所)で申請します。

当たり前ですが、赤ちゃんの名前を書くので漢字まで正確に決めておきましょう。

役所の人が人名用漢字で使えるものかどうかのチェックが入ります。

里帰り出産で居住地から離れた地域の役所でも申請することが可能です。

産院によって出生証明書の発行タイミングは多少ズレます。

出産後すぐに出してくれたり、最長で退院まで待つこともあり得ます。

そして母子手帳はママや赤ちゃんの今までの健康状態の記録が詰まった大切なものなので、出生届を出したら速やかに産院に返却しましょう。

 

健康保険証

項目健康保険証
概要子供の保険証
医療費
3割負担に
期限1カ月検診
まで
準備住民票の写しなど印鑑
妻が
会社員
妻が
主婦
申請先会社
支給元健康保険

 

お勤めの会社へ申請して赤ちゃん用の健康保険証を入手します。

 

  • 専業主婦の場合はパパの会社へ申請
  • 共働きの場合は基本的に収入が多い方の会社へ申請

保険証はなるべく早く入手しましょう。

会社へ申請後は通常1~2週間で発行されますが

後述する、乳幼児等こども医療費助成の申請時に必要です。

乳幼児等こども医療費助成は1カ月検診までにあると便利です。

 

児童手当

項目児童
手当金
概要子育て
支援金
期限出生翌日
から
15日以内
準備夫の保険証
夫の通帳
夫のマイナンバーカードか通知カード
夫の本人確認書類
印鑑
妻が
会社員
妻が
主婦
申請先自治体
支給元自治体

 

児童手当はマジで重要なので絶対申請しましょう。

申請が遅れるとその分もらえる額が減ってしまうので要注意です。

  • 赤ちゃんが0歳~3歳は月額15,000円
  • 3歳~15歳は月額10.000円
  • 3人目以降の赤ちゃんは0歳~15歳まで月額15,000円貰えます。

 

これ1人当たり総額で約200万円になりますので1円も漏らさずに受給しましょう。

年収がおよそ800万円以上になってくると減額される可能性がありますが、それでも貰えるので速攻で申請必須です。

自治体によってはネット申請に対応しているところもあるので確認してみてください。

例えば長野市ではネット申請可能です。

 

乳幼児等・こども医療費助成

項目乳幼児等
こども
医療費助成
概要医療費
無料や減額
期限1カ月検診
まで
準備子の保険証
印鑑
妻が
会社員
妻が
主婦
申請先自治体
支給元自治体

 

健康保険証があれば医療費は3割負担ですが、子供にはさらに助成の制度があります。

自治体によって異なりますが、川崎市の例を出すと

 

川崎市の医療費助成制度

  • 小学3年生までは医療費全額助成(無料になる)
  • 小学4年~6年までは医療費の上限500円(それ以上は助成される)

 

注意

扶養者の所得が多いと助成は受けられません。

児童手当の基準と同様なので、年収およそ800万円当たりの方は気を付けましょう。

 

以上の4つは出産日から15日以内に完了させておくのがミッションです。

率先して夫が手続きを行うように肝に銘じておきましょう。

  1. 出生届
  2. 健康保険証
  3. 児童手当
  4. 乳幼児等・こども医療費助成

妻が会社員か主婦かで異なる手続き1つ

 

妻が会社員の場合は妻の健康保険を頼る

妻が専業主婦の場合は夫の健康保険に頼ることになると覚えておきましょう。

出産育児一時金

項目出産育児
一時金
概要42万円
期限出産翌日
から2年間
準備妻の保険証
妻が
会社員
妻が
主婦
申請先病院
支給元健康保険

 

出産すると42万円貰えますので覚えておきましょう。

手続きはほとんどの方が直接支払制度を利用します。

産院に手続きを代行してもらえるので、出産費用の清算の際に42万円の差し引いた額を請求してもらえるという非常に手間いらずのシステムです。

産院で書類に記入するだけです。

ほとんどの場合は、産後1週間程度のベッド代もかかるので、出産費用の合計は42万円以上かかります。

実際にゴマ夫は11万円の出産費用を支払いました

よって持ち出し代金として10万円以上は準備しておきましょう。

妻が会社員ならやるべき手続き2つ

 

妻が会社員の場合は受けられる制度が多いので漏れなく申請しておきましょう。

育児休業給付金

項目育児休業
給付金
概要休職期間
の給与補償
期限育児休業
1カ月前
準備印鑑
妻が
会社員
妻が
主婦
申請先妻の会社
支給元雇用保険

 

妻が会社員の場合のみです。

休業する1カ月前までに妻の会社へ申請する必要があるので、出産の前にやっておく作業なので、順番的には1番はじめにやります。

唯一、雇用保険からの支給です

給料の半分程度の支給額ですが助かりますね、申請しておきましょう。

 

出産手当金

項目出産手当金
概要休職期間
の給与補償
期限産後56日
以降
準備妻の保険証
妻の通帳
母子手帳
印鑑
妻が
会社員
妻が
主婦
申請先妻の会社
支給元健康保険

 

妻が会社員の場合のみです。

出産の日の42日前から56日後までの間の休職期間に相当する手当金が支給されます。

こちらは「出産のために休む」から発生する手当金で「育児のために休む」育児休業給付金とは別の制度です。

名前が似ているので混同して忘れないようにしましょう。

別々に申請しないと損します。

会社員のママはメリットが大きいのでぜひ活用しましょう。

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落ち着いたらじっくりやるべき手続き2つ

医療費控除

項目医療費控除
概要年間医療費10万円以上分は所得控除
期限出産翌年の
3月中旬
準備確定申告書
領収書
印鑑
妻が
会社員
妻が
主婦
申請先税務署
支給元

 

1年間の医療費が合計で10万円を超えた場合はその超えた額を控除できる仕組みがあります。

翌年の2月頃に確定申告することで控除が受けられますので焦って行う必要はありません。

医療費の合計には妻の出産費用だけではなくて、夫が歯医者の費用などの家族の医療費を全て含みます。

ほとんどの場合は出産費用だけで10万円を超えますので、翌年は絶対医療費控除を申請した方が得になります。

 

高額医療費制度

項目高額医療費
制度
概要高額医療費
の補償
期限診察日の翌月
から2年以内
準備各健康保険
組合で異なる
妻が
会社員
妻が
主婦
申請先会社
支給元健康保険

 

一定額を超えた高額な医療費が発生した場合に、超えた分の金額を返還してもらえる制度です。

一般的な世帯では、制度上は月額にしておよそ8万円以上は支払わなくて済むようになっています。

意外に知らない人も多いのですが、この素晴らしい制度があるため

ゴマ夫は民間の医療保険への加入は不要というスタンスです。

こちらの記事に詳しく書いています⇩

生命保険への加入は不要!遺族厚生年金の手厚さを実感すればその理由が理解できる

 

切迫流産、帝王切開などの保険提供範囲の予期せぬ出費があった場合は申請を検討しましょう。

手続きは2年以内に行えばよいので、落ち着いてからで大丈夫です。

まずは妻と子供の容態を気にしましょう。

【一覧表】期限・優先順位・準備物のまとめ

チェックリスト

 

さて、最後に各手続きの申請期限をもとにどの手続きを優先的に進めていくべきなのかを表にまとめました。

順番項目期限準備物
会社員
妻主婦申請先支給元
育児休業
給付金
育児休業
1カ月前
印鑑妻の会社雇用保険
出生届出産日を含む
14日以内
出生証明書
母子手帳
印鑑
子供の名前
自治体
児童手当金出生翌日から
15日以内
夫の保険証
夫の通帳
夫のマイナンバーカード
or通知カード
夫の本人確認書類
印鑑
自治体自治体
健康保険証1カ月検診まで住民票の写しなど印鑑会社健康保険
乳幼児等
こども医療費助成
1カ月検診まで子の保険証
印鑑
自治体自治体
出産手当金産後56日以降妻の保険証
妻の通帳
母子手帳
印鑑
妻の会社健康保険
医療費控除出産翌年の
3月中旬
確定申告書
領収書
印鑑
税務署
出産育児一時金
(直接支払い制度)
出産翌日から
2年間
妻の保険証病院健康保険
高額医療費
制度
診察日の翌月
から2年以内
各健康保険組合
で異なる
会社健康保険

 

実際には夫・妻が会社員であるか?、所得はいくらか?などの様々な要因で条件は変化してしまうため一般的な家庭を想定して作成した表になります。

 

一般的な家庭の条件

  • 夫は会社員で年収は800万円以下
  • 妻は専業主婦 or 会社員
  • 出産育児一時金は直接支払い制度を利用する

 

手続きの項目は9つと非常に多いので混乱します。

ぜひ出産前に細かく確認しておきましょう。

ママと子供が退院するとぶっちゃけこれらの手続きがたいしたことないと思えるほど忙しい日々が始まります。

赤ちゃんの世話に追われながら、赤ちゃん用品を揃えたりと、内祝いを手配したりとやることは盛りだくさんです。

特にオムツやお尻ふきなどの消耗品は買い忘れや手間を省くためにAmazonファミリーを利用することをオススメします。

いつでも15%OFFになって定期便で運んでくれるので、車が無い人でも安く・かさばらず・忘れずに買う事ができます。

内祝いは合計するとかなり高額になるので楽天市場のスーパーセールなどを利用して効率よくポイントを貯めるとよいでしょう。

以下の記事参照です⇩

楽天証券で投信を買おう 【楽天経済圏とは何か?】ポイントを最大限に活用して節約から投資を行う方法

 

それでは

 

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