こんにちは!高配当株投資が大好きなゴマ夫(@gomaoshigotoya)です!
VYMの配当利回りも3%を切っていることもあり、こんなんで高配当ETFといえるの?と正直思ってしまいます。
だからといって高配当個別株は集中投資になってしまうからETFがいいんだよな~
と良いとこどりを考えているあなたに提案したいのがSPYDです。
SPYDの3つの特徴
配当利回り5%超!?これは!目がクワッとなりますよね!
ただ、まだ焦らないでください。しっかりとメリットとデメリットを考慮してから購入を検討しましょう!
本記事ではこれから注目のSPYDについて深く切り込みます!
ゴマ夫の実績
2018年の米国株・ETFからの配当金の合計は1476.28USドル・約16万円でした!詳細はこちらの記事からどうぞ⇩
【実績公開】米国個別株・ETFの配当金で年間16万円得る超具体的方法
この記事の内容を音声で聞き流すことも出来ます!通勤中などにお使いください!
SPYDは配当利回り5%超えの高配当ETFである
SPYDはVYMやHDVと並んで、考慮すべき高配当米国株ETFの一つです。
なんと配当利回り5%を超えることもあり(価格次第でかなり利回りはブレます)
思わずヨダレが垂れてしまいますね(ジュルリ)
経費率も0.07%ということで激安!
構成銘柄は公益株やREITの比率が高いので、S&P500と比較して値動きがマイルドになっていますのという特徴も持ちます。
2015年に設定されたETFなので知名度は低いのですが、今後は人気も増していくのではないかと期待ワクワクの銘柄だと思います。
SPYDの基本情報
経費率0.07%
競合する高配当ETFであるVYMは0.06%、HDVは0.08%の経費率なので大差ありません。
SPYDを提供しているのはステートストリート(State Street)社で、世界第3位の資産運用会社なので、このような超低コストでの運用が可能になっています。
ベンチマーク:S&P500 高配当指数(S&P500 High Dividend Index)
ベンチマークは「S&P500 高配当指数(S&P500 High Dividend Index)」が採用されております。
世界一有名な株価指数であるS&P500の銘柄のうち、高配当の80銘柄を厳選して等価均等配分にて構成するという特徴を持ちます。
銘柄数は少ない印象があるかもしれませんが、分散としては十分できています。
上位構成銘柄
いかがでしょうか?
上位構成銘柄を見ると、その他のETFと比較してあまり見かけない銘柄が上位を占めているなという感想があると思います。
セクター比率
不動産が1位になっており、次いで一般消費財・サービス、公益事業と続いていきます。
公益事業とは電力会社や水道会社などのことですね
SPYDのチャート
出典:Googleファイナンス
2015年の設定当初30USドルでスタートしています。
まだまだ設定から4年しか経過していないことから、チャートを見ても正直データ不足というところです。
SPYDの配当金(分配金)履歴
出典:SBI証券
- 2016年の1株あたりの分配金が年間で1.51USドル
- 2017年の1株あたりの分配金が年間で1.42USドル
- 2018年の1株あたりの分配金が年間で1.62USドル
配当金が毎年上昇している! とは残念ながらいきませんが、少ないデータながらまあまあ安定した配当金履歴かなと思います。
等価均等配分とリバランス
SPYDは、高配当の80銘柄にそれぞれ1.25%の比率で構成される「等価均等配分」という手法が採用されていることに特徴があり、この比率になるよう1月と7月にリバランスされます。
実は、これが高い配当利回りになる要因です。
というのは、リバランスの際には、株価の上がった銘柄が売られ、株価が下がった銘柄が多く買われるという逆張りの状態になります。
なので、必然的に成熟した高配当な割安不人気銘柄に多く投資することになります。
今の不人気セクターは、不動産(REIT)と公益ということになるのでしょう。
一方、通常のS&P500は「時価総額加重平均」という手法が採用されております。
全体の時価総額を基準にした算出方法で、それぞれの銘柄の比率には偏りが出ます。
時価総額が大きい銘柄の割合が大きくなるということです。
REIT(不動産)は株式に比べてボラティリティが低い
REIT(不動産)は株式に比べてボラティリティが低いです。
ボラティリティが低いというのは値動きが株ほど激しくなく緩やかに変動するという意味です。
大きく儲けることはないけど、値下がりする確率も低いと言えます。
不動産はインカムゲインを狙う特性がありますので当然です。
S&P500ETFやVTIをメイン投資にしている人が、味付けのためにSPYDをサブで投資するという使い方は面白いかもしれません。
ゴマ夫のようにVYMをメインにしながら、特徴の異なるSPYDを加えることでポートフォリオ全体の配当利回りを上げるというのもありな気がします。
SPYDのデメリット
デメリット①購入時の手数料が高い
米国のETFはUSドル建てで購入する必要があるため、買付手数料の他に為替手数料も負担する必要があります。
これに関しては住信SBIネット銀行とSBI証券の連携で手数料を最小まで抑えることが可能です。
さらにゴマ夫は一般NISA枠を活用して買付手数料無料でSPYDを購入しています!
USドル建ての資産が持てるのはメリットでもあります。
SPYDはSBI証券での購入をオススメしています。
手数料最安!SBI銀行でドル転してSBI証券で米国株を購入する方法
デメリット②構成銘柄の中に不人気銘柄が多い
等価均等配分という特性上、不人気銘柄を多めに買うことになります。
不人気といってもS&P500には含まれている銘柄なわけですので、どこまでも心配していてはキリがありません。
構成銘柄はあまり名前を聞いたことがない社名も多いかもしれませんが、不安を解消する意味でもある程度リスクは取っていると自覚する必要はあるでしょう。
デメリット➂設定されてから約4年と日が浅い
2015年からの設定ということで、まだまだ運用日数が他の優良ETFと比較して浅いです。
金融商品は長い年月を安定的に運用していくことで信用を積み上げていきますので、その点でSPYDに手を伸ばすことに躊躇することもあると思います。
しかし、そもそもS&P500指数に抜擢されている銘柄で構成されていることからも、間接的には実績があると考えることもできます。
ゴマ夫的SPYD保有の考え方
不労所得である配当金は精神的な安定を常にもたらす
高配当株からえられる配当所得は「不労所得」という言葉が最も体現できる類のものだと思います。
不動産や副業などで得られる不動産所得や事業所得がありますが、これらを運営するためにはかなりの時間と労力を常に投下し続ける必要があります。
それに対して、高配当株はある程度銘柄の調査をして、保有することを決めてしまえばその後にすることはほとんどありません。
株価が下落した際に売却しないように耐える精神力は必要ですが、ほったらかしておいても定期的な配当金を得られるという希望があります。
SPYDは年に4回(3,6,9,12月の月末)に支払われます
会社で辛い日々を過ごすことを耐えられるのも、本当に配当金が入ってくる日を楽しみにできているからかもしれません。
ぶっちゃけ働いて稼いで得た給与よりも、働かずに資産が稼いでくれた配当金の方が額が小さいにも関わらず嬉しいものです。
VYMと性質が異なるETFになるのでサテライト投資に向いている
VYMというバランスの良い高配当ETFをメインにしているが、配当利回りをもう少し高めたい思う方
SPYDは公益株やREITの比重が大きくVYMとは異なるポートフォリオになっているので分散になる
SPYDはVYMより配当利回りが高いので、SPYDをポートフォリオに加えれば全体の配当利回りが上昇するのです。
VYM・HDV・VIG・SPYDを徹底比較【高配当金狙いのETF選択の考え方】
まとめ:SPYDを買うべき人はこんな人!
以上までの情報をまとめて、SPYDを買うべき人の特徴をまとめました。
SPYDはリスクをある程度分散させて高配当を得るには非常に有力候補となるETFです。 ゴマ夫は保有することを決めました! 最後にもう一度SPYDの特徴を抑えておきましょう。 SPYDの3つの特徴 ゴマ夫はVYMをメインにポートフォリオを組んでいます。 書籍にはSPYDを含む各種ETFとの比較も盛り込んでありますので参考にどうぞ⇩
また、Kindle Unlimitedにご加入されれば無料でお読み得た頂くことができます!
初回30日間は無料なので、この機会にぜひ利用してみてください!
コメントを残す