夫がうつ病かな?と思ったときの解決法【妻が先に診察を受けよう】

 

夫はよく眠れないらしく、朝起きれない時は会社を休んだりしています。
病院へ行くことを勧めたのですが、行きたくないようです。
これ以上私はどう接すればよいのでしょうか?

 

とても辛い悩みですね
ちょうど私の妻も同じような悩みを抱えていました。
本当に気苦労をかけてしまい申し訳なかったと思います。

きっと奥様の助けがあれば良い方向へ導けるはずです。
今回は「夫がうつ病かもしれないと思っている妻」に向けた記事です。

 

この記事を読めばズバリ

夫がうつ病かな?と思ったときの解決法がわかります。

 

この記事のポイント

  • 自分から進んで病院へ行きたい人などいないと理解する
  • うつ病であるかに関わらず医師に相談することは必須であると理解する
  • 妻自身が先に心療内科医に相談する

 

この記事を書いているゴマ夫は

2018年1月に妻に促されて心療内科を受診してうつ病と診断されて休職を開始する。

当初はお金の工面に戸惑いながらも休職中にできた時間を有効に活用して副収入源を確保する、自分の力だけで稼ぐことにより自信を得る。

2019年2月から復職することを決意した。

 

そんなゴマ夫が自分の体験を元に解説します。

 

夫がうつ病かな?と思ったときの解決法

 

解決のために行うことは3つです。

  • 自分から進んで病院へ行きたい人などいないと理解する
  • うつ病であるかに関わらず医師に相談することは必須であると理解する
  • 妻自身が先に心療内科医に相談する

順を追って説明します。

 

自分から進んで病院へ行きたい人などいないと理解する

 

自分から進んで病院へ行きたい人などいません。

まあ中にはいるでしょうけど、高齢者でもない限り病院へ行くのは明らかに自分が病気だと確信した時です。

風邪でさえ病院へ行かない人はたくさんいます。

病院へ行きたがらないのは普通の状態でも起こることなので気にする必要はありません。

ましてや

うつ病かもしれないから診てもらってきなさいよ

などとストレートに言おうものなら

自分がうつ病だと疑われて、それを証明してこいとでも言うつもりなのか!

と怒りを買ってしまいます。

 

自分でもうつ病かもしれないと不安に思っていますので、絶対にトドメを刺すような言い方はしないようにしましょう。

プライドもズタズタに引き裂くことになってしまいます。

 

病名は医師にしか判断できないことです。

私たち素人は症状を見ただけで病気かどうかを判断する能力も資格もありません。
(予測はできすが)

ですから言い方を病名ではなく、症状を指摘して病院へ行くように促します。

促し方の例

✖ うつ病かもしれないから病院へ行ってみよう
〇 眠れないのが心配だから病院へ行ってみよう
〇 元気がないのが心配だから病院へ行ってみよう

こんな風に声をかけてみましょう。

 

うつ病であるかに関わらず医師に相談することは必須であると理解する

 

まずはうつ病であるかに関わらず医師に相談することは必須であるということを理解しておきましょう。

そもそも私たちは症状を見ただけで何の病気か判断することはできないわけです。

つまり「診察した結果病気ではありませんでした」

で全然OKです。

それならむしろ良かったねでおしまいにできます。

 

 

要するに医師は「心や体に不調があったときに相談に乗ってくれる人」なんです。

 

心療内科の医師は基本的に優しいです。

患者を否定するようなことはまず言いませんし、一緒にあなたの辛さを共有して、今後どうして行ったらいいのかを考えてくれます。

医師に相談できれば、もしもうつ病のような病気であったらそのまま治療をしてくれますし、そうでないと判断されればそれはそれで良しです。

 

例えばうつ病と判断されれば医師が診断書を書くことで、会社を休職することも出来ます

 

一時的に休職できれば、ゆっくりと今後の身の振り方を考える時間が確保できます。

 

医師に相談することはメリットしかありません。

 

医師に相談するメリット

・肯定的に話を聞いてくれる

・仕事を休むべき状態かどうかを判断してくれる

・もしも病気なら治療してもらえる

 

 

そして医師には診察してもらいに行くわけですが、言い方を変えて相談するという考え方をしましょう。

診察も相談もやることは同じです。

 

それでもうつ病が懸念される状態の方には

  • 診察に行く
  • 相談に行く

この2つでは全く印象が違います。

 

  • 診察は一方的に結果を突きつけられる印象
  • 相談はお互いの意見を交わし合って答えを見つけていく印象

無論相談の方がいいわけです。

 

 

促し方の例

〇 元気がないのが心配だから病院へ相談に行こう

 

妻自身が先に心療内科医に相談する

 

さあここまででうまく説得できればいいのですが、それでも足取りが重い旦那様もいらっしゃることと思います。

そんなときの手段としては「妻自身が先に心療内科医に相談する」と言う方法をご提案します。

妻が夫より先に受診するメリットは4つです。

  1. 医師の雰囲気がわかる
  2. スタッフの雰囲気がわかる
  3. 病院の雰囲気がわかる
  4. 待合室の他の患者の雰囲気がわかる

人が病院へ行きたがらない理由の一つに「未知だから」が挙げられます。

単純に行ったことのない場所へ行き、話したことのない人と話すわけです。

しかも心の病を抱えた他の患者さんと待合室で隣に座らなきゃいけないとかなんか不安です。

とにかくよくわからないことが多くて怖いんです。

そんな時に絶大な効力を発揮するのが口コミ・体験談です。

 

  • あそこの病院の先生は優しかったよ
  • 院内は清潔感があって良かったよ

などの情報を提供してあげるのが一番です。

 

ゴマ夫は妻と一緒に検索して調べた病院のホームページを見る限りではとてもキレイな院内の写真が掲載されていたので特に嫌なイメージもなく訪れる事ができました。

実際に受診してもらった医師にはとても優しく接して頂きましたし、スタッフの対応もとても丁寧で好感が持てました。

待合室にいる患者の方も落ち着きのある普通の方ばかりで、老人が多い総合病院などに比べると全く騒がしいこともありません。
ただ、人数は多かったのでそれだけ心の病の方が多いんだなと少し驚きはしました

このような感じで自分の感じたことを情報提供してあげると良いでしょう。

メリットを多めに、たいしたことのないデメリットも加えてあげると良いと思います。
(あまり良いことばかり言い過ぎても信頼されないので)

 

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医師はその部屋にいる人についてしか語ることができない

待合室

 

妻が心療内科を受診する場合の医師に相談する方法を教えます。

 

まず念頭に置いておいて欲しいことがあります。

医師はその部屋にいる人についてしか語ることができない

ということです。

 

つまりあなたが診察に行くのなら診察の対象はあなたなので、この場にいない夫の症状から病名を断定することはありません。

 

あくまで妻のあなたの悩みを相談しましょう

 

例えば

「夫の仕事がうまく行かないらしくて眠れない日も多いようです。病院に行くように促しても行ってくれません。どう接したらいいかわからなくて私が辛いです。」

このように夫の事が目的ではありますが、自分が辛いという話し方をしましょう。

そうすれば医師もあなたを診断することができます。
一緒にあなたの悩みを解決しようと考えてくれます。

 

決して「冷やかし」と思われることはありません。大丈夫です。

 

万が一あなたが良い医師だと感じなければ、別の病院を訪問するのも良いでしょう。

 

また、あなたが一人で心療内科を受診したことをストレートに告げると夫の方も

「なぜ、あなたが受診する必要があるの?」

と混乱したり心配したりする可能性も考えられます。

その心配が懸念される場合は自分の体験談を友人から聞いたかのように伝えるのもありです。

まとめ:正解は無いけど可能性はある

 

ここまで考え得る限りの対策をお話しましたが、実際はこれが正解という答えは自分で見つけ出すしかありません。

それでも今まで思いつかなかったものがあるかと思いますので、有効そうな方法から試してみてください。

 

まとめ

  • 「元気がないのが心配だから病院へ相談に行こう」などと促す
  • 妻が一人で事前調査するのもアリ
  • 医師へ相談する対象はあくまで自分
  • 情報は友人から聞いたことにするのもアリ

 

あなたと旦那様が落ち着いた気持ちになれることを心から祈っております。

 

 

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それでは

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