休職中にボルダリングをやってみた

引きこもっていたので人と会ってみることにした

ゴマ夫は元々はそんなに友達多くなくて、あんまり自分のことを相談したりしないで、自分だけで考えて自分だけで決断していました。

仕事の話もあまり妻のゴマ美の前ではしませんでした。

「仕事行きたくないなあ」くらいは言ってましたけど、そこまで具体的な内容までは話さなかったんです。

友達にもあまり具体的には言ってませんでした。

そもそもあまり人と話したり、自分の思ってることを伝えるってことが本当に苦手だと感じていました。

仕事中の会議で自分の意見を言うのとかも本当に嫌で、滅多に発言しませんでしたし。

たまに顧客相手にプレゼンテーションしなきゃいけないのも緊張して緊張して辛かったです。

 

そんなわけで、あまり積極的に人には関わらないようにしていたんです。

でも実際休職して、家に引きこもっている状態が半年ほど続いたんですが。

やっぱりこの状態ではダメだなあという気持ちになってくるんです。

すぐに会社に戻るという気持ちにはなれないけど、

かといって家で子供の世話してるだけでは何も変化がないような気がしました。

やはり外に出て、世の中の人がどんな気持ちで、どのような生き方をしているのかが知りたくなったので、少し外に出てみる気になりました。

今回はボルダリングをやってみた時の話をしようと思います。

 

ボルダリングをやってみた

わりとアクセスが良い場所に新しいボルダリングジムが開店したということでゴマ夫は1年ぶりくらいにボルダリングをやろうと思いたちました。

ゴマ夫は4年前くらいの独身時代には週1くらいでボルダリングをやっていたのですが、結婚やら子育てやらで自然と足が遠のいていました。

引きこもりが少し体を動かして、外界と接触するにはもってこいの場所です。

 

そもそもボルダリングって何?

ボルダリングとはスポーツクライミングの一種です。

元々は大自然の山や岩を登るときに必要な技術であり、ロープやピッケルなどのギアを使わずにクライミングシューズと滑り止めと己の肉体で登るのがボルダリングです!

 

ヨーロッパなどではとてもメジャーなスポーツなんですが、日本でも10年くらい前からボルダリングジムがたくさん営業し始め、室内ででき、レンタルシューズもあることから、動きやすい服装でいけば手ぶらでもやることができます。

テレビや雑誌でも取り上げられたことから人気となり、初心者でも始めやすい身近なスポーツになりつつあります。

 

ボルダリングは壁についてるカラフルな石をよじ登っていくシンプルな遊びですけど、

ルールがありまして、石の近くに特定のシールが貼ってあって、そのシールの貼ってある

石しか使っちゃいけないってゆー縛りがあるんです。

 

それで大体、上の方にゴールの石が設定してあって、そこまで登れたらクリア!ってことです。

このシールが四角とか矢印とか十字とかのマークと色で分別されてまして、それぞれがコースに分けられています。これの一つ一つが「課題」と呼ばれていて、課題ごとに難易度が変わってきます。

 

日本のボルダリングジムではこの難易度を柔道や書道のように級・段で表します。

 

ジムによって設定は異なりますが、大体一番簡単な課題が6~8級になります。

難しいのだと3段とか4段くらいにまでなってきます。

私にとって段クラスは神レベルなんで挑戦する気も起きませんがね。

 

全身使いますけど、常に動くわけでなく、自分のペースで休みながらできるのが魅力ですね!

 

2020年の東京オリンピックでついにクライミングが種目になりましたので、これからますます人気になるんじゃないかと踏んでます!

うまく人と話せなかったけど、黙々と登るのも楽しい!

てなわけで、ゴマ夫は開店したばかりのボルダリングジムに足を運びました。

そんなに広くはないけれど、平日の午前中は人も少ないし、ジムは新設だからとてもキレイだし、更衣室、トイレ、ロッカーなども清潔でした。

午前中までに受付すれば1300円になり、1日中(22時まで)ずっといていいそうです!

他のボルダリングジムもだいたい時間制ではなく1日制で料金を徴収していますので、時間を気にせずに疲れたら帰ることができるので気が楽です。

 

さて着替えも済んで、ゴマ夫は一人で黙々と壁を登ります。

他にも数人お客さんはいるのですが、ゴマ夫は人見知りなので話しかけません。

黙々と登ります。

たまに他のお客さん同士がアドバイスしあったりして仲良くしゃべっていたりするのを見かけます。

<ウラヤマシイ>

ゴマ夫は内心うらやましいのですが、恥ずかしさが勝ってしまうので話しかけられません。

たまーに話しかけられてもうまく返せなくて、あんまり仲良くなれなかったりします。

あと、あまりにも登れる人(技術の高い人)に話しかけられると、劣等感を感じてしまって、自分の方が少し引いてしまうことがあります。

ということで、新しい人と会って話をしたいと思って赴いたのですが、今回はあまりうまくいきませんでした。

 

まあそんな人見知りストレスと今向き合っても意味ないので

ゴマ夫は黙々と登って汗をかきます。

 

実際、黙々とやるのも楽しいものです。

5級くらいの課題から、頭を使わないと攻略できなくなってきます。

例えば

・あの石は右手で掴まなきゃいけないから、まずはあそこに右足をおいてスタートする。

・あそこでは左側に重心をもってきてから右手を伸ばす

てなことを事前に考えておかないと攻略できないんです。

まるで詰め将棋をやってるような、パズルを解いているような感覚があります。

そしてその理論を自分の体で証明するわけです。

この時、自分の想像以上に体が伸びたり、逆に硬くて伸びなかったりして、

いかに自分が自分の体のことを把握できていないかを痛感させられます。

そこが面白くもあり、がんばって改善しようと思えるのです!

 

久々のボルダリング、筋肉痛に注意!

このようにしてゴマ夫は昔ハマっていた時の感覚を取り戻していきました。

そして調子に乗ったゴマ夫は腕がすぐにパンプしてしまいました!

 

パンプとは 要するに腕がパンパンになって力が入らなくなるってことです。

これになっちゃうと休むしかありませんが。

初心者がパンプしてしまうと、もうその日のうちには復活するのはしんどいでしょう。

 

ボルダリングとは本来、足の力を重点的に使って体を支えて、極力腕の力を使わないようにするスポーツだと言えるでしょう。

上級者ほど力の抜き方がうまいの長時間登ることができます。

ゆえに、腕の筋力があればいいというものでもありません。

 

初心者はどうしても腕の力を存分に使って登ろうとしてしまいます。

しょうがないんですけどね

でも、すぐ疲れます。

ゴマ夫もこの状態にすぐになってしまいました。

1時間ももたなかったです。とほほ

 

休職中にボルダリングは相性良し

そんな1時間でもかなりいい運動にはなります。

課題はとてもたくさんあるので、一回だけではやりきれないんです。

また来たいなあと思うし、できなかった課題はまた挑戦したい!という目標が生まれます。

こういう刺激は引きこもってるだけじゃ得られなくて

生きている!という実感が得られます。

 

他のフットサルやテニスなどのスポーツと比較して、他に人を集めなくても気軽に一人で自分のペースで行えるのはとても魅力的なスポーツだと思います。

 

みなさんも気分転換にボルダリングはいかがですか?

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