年始に会ったときに、投資歴2年の義父にこんな質問をされました。
義父
ゴマ夫
義父
投資歴が長い方からすると
「けしからん!」
「そんなことは口座を開設するときに確認すべきだろう!」
と怒られてしまいそうですが
これって投資初心者のあるあるではないでしょうか?
口座を開設した当初が一番知識が少ないわけです。
1年以上たった後に税金が気になって初めて口座の種類を気にすることも珍しくいないわけですね。
そんな悩みを抱える方に、自分の口座の種類がどうなっているのかを調べる方法を画像付きで解説します。
SBI証券と楽天証券のユーザー向けです。
この記事のポイント
それでは解説していきます。
目次
4つの証券口座の種類を確認して特性を理解しよう
証券口座の種類は4つあります。
まずはこれらの口座の特性を理解しましょう。 初心者は問答無用で「特定口座・源泉徴収あり」を選んでください。 なぜなら、利益が出ても確定申告不要だからです。 利益が出た瞬間に証券会社の方で自動的に計算してくれて、税金を差し引いた分をあなたが受け取るという仕組みになります。 納税も証券会社が勝手にやってくれるので、あなたは面倒な計算をする必要はありません。 一番楽な方法なのです。 デメリットは損益通算ができないことです。 利益と損失が両方あった場合に損益通算することで課税額をは減らす方法が存在しますが、利益を確定した瞬間に課税される特定口座ではこの技が使えません。 節税したい人には向きません。 「特定口座・源泉徴収なし」は損益の通算(計算)は証券会社が行ってくれるのですが、納税手続きは自分で行います。 つまり確定申告が必要になります。 確定申告の手間はありますが、損益通算をすることで効率よく資産運用できるメリットがあります。 ただ、このメリットを享受するには相当資産コントロールが達者でないといけません。 計算は1/1~12/31の期間で行います。 なんてことも結構あるあるです。 投資初心者にはハードルが高いので選ぶべきではありません。 口座の種類は変更できるので売買経験を積んだらチャレンジするのは良いでしょう。 一般口座にメリットはありません。選ばないでください。 「源泉徴収なし」しか存在しないですし、証券口座は損益計算をしてくれません。 自分で全部計算して、自分で確定申告しなければなりません。 じゃあなんで一般口座なんて存在するの?ってことですけど それは法人のための口座が一般口座だからです。 特定口座は個人でした開設できません。 世の中には法人(株式会社とかの企業)が投資をするために口座を開設する需要があります。 法人は自分で損益計算して申告してね!ということです。 個人の私たちにとっては無縁の話なので一般口座は無視しましょう。 NISA口座は特別な口座です。 NISA口座で得た利益に対してはそもそも課税されないので、確定申告の必要がそもそもありません。 ですので心配ご無用です。 非課税という特性から、頻繁にNISA口座で売買するのはオススメできません。 できるだけ長期で保有するのがオススメです。 配当金に対しても課税されないので、ゴマ夫は高配当株式であるVYMをメインで購入しています。 この制度をうまく利用したら2018年の年間配当金受領額は16万円でした。 下記の記事も参考にどうぞ 特定口座・源泉徴収あり
特定口座・源泉徴収なし
一般口座
NISA口座
SBI証券での口座種類確認方法【画像付き解説】
SBI証券での口座種類確認方法を解説します。
まずはトップページに行きます。
画面右上の「口座管理」をクリックします。
「お客様情報設定・変更」をクリックします。
「お取引関連・口座情報」をクリックします。
下にスクロールしていくと「特定口座」についての情報が表示されています。
ここで源泉徴収の有無を確認しましょう。
楽天証券での口座種類確認方法【画像付き解説】
楽天証券での口座種類確認方法を解説します。
まずはトップページに行きます。
トップページの右上にある人のマーク「設定・変更」をクリックします。
下の方にスクロールしていくと「特定口座・源泉徴収」の項目があります。
「源泉徴収」の+マークをクリックします。
すると過去の口座種類が確認できます。
困ったときは調べれば大丈夫、やりながら覚えよう
口座の種類を認識しておくことは基本中の基本です。
とはいっても難しい事は難しいのでしょうがないのも事実。
困ったときは調べりゃだいたい解決するので、恥ずかしがらずに検索しましょう。
一番ダメなのは、こんなことで「やっぱり自分は投資に向いてない」と思って投資を辞めてしまうことです。
みんな最初は何もわからないところからスタートして手探りで暗い森の中をかき分けながら成長しています。
気になることはガンガン調べて解決し、ドンドン投資知識を身につけましょう!
SBI証券と楽天証券はそれぞれメリットが異なるので両方開設しておくと良いでしょう。
下記の記事も参考にどうぞ
SBI証券と楽天証券どっちがいいの?迷ったら両方開設がオススメ!
それでは
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