今回はETFとはどんなものなのか?
米国ETFがなぜオススメなのかを解説してゆきます
それではどうぞ!
目次
ETFとは?
日本語で上場投資信託と呼ばれます。
つまり投資信託と仕組みは同様です。
資産クラスは株式・債券・不動産・コモディティなどなど様々な種類のETFが用意されています。
株式クラスのETFなら数百~数千の会社の株式を組み合わせてファンドとしてまとめて運用されるわけです。
投資信託とETFの違いは?
投資信託は買付注文を出すとその日の取引時間が終了した時の価格で買付されることになります。そして約定するのが翌日となり、実際に保有するまで数営業日かかるのが通常です。
また売却する場合も翌日に約定することになり、入金も数営業日後になるという売買の流動性が低いのです。
また信託報酬率も0.1%以上はかかるのが一般的です。
ETFの投資信託との違いは“上場”していることなのです。
例えばトヨタの株式は東証1部に上場しています。
上場することで個人投資家を含めた世界中の人が常に売買することが可能になっています。
ETFは分散投資されている投資信託の状態で上場させることにより売買の流動性を高めることができるのです。
また投資信託の信託報酬率に代わるETFでは経費率と呼ばれるものがありますが、この経費率が0.03%~ なので投資信託よりも断然低い手数料で運用できるメリットがあります。
米国株式ETFをオススメする理由
米国ETF3大運用会社
運用会社 | ETFシリーズ名称 |
ヴァンガード | ヴァンガード |
ブラックロック | iシェアーズ |
ステートストリート | スパイダー |
この3大運用会社の商品は経費率を非常に低く抑えた優良な商品が多いので初めはこの3社から購入しておくのが良いでしょう
さらに資産クラスは株式を第一に選ぶのが30代の個人投資家に最もオススメです。
株式を選ぶ理由は下記の通りです
- アメリカの人口は右肩上がりなので経済発展が見込まれる
- 市場の流動性が高い
- 高配当・連続増配企業の数が多い
- 年に4回の配当金が得られる
- ETFの種類が豊富
- ドル建て資産を保有できる
- テクノロジー関連株の成長率がヤバい
- 1株から購入できる
以上のようなメリットがあります。
米国株式ETFは世界分散されている
代表的なETFの一つであるヴァンガード社のVOOを見てみましょう
VOOはS&P500という米国の経済指標に連動するように設計されたETFです。
つまり米国を代表する企業500社をまるごと買うということなんですよね。
これを買うということは米国企業は分散できているけど、世界中に分散されているわけではないと思いがちですが実はそうでもありません。
出典:ヴァンガード
VOOを構成する上位トップ10の企業を見てみるとアップルやマイクロソフトなどの超有名企業がづらりと名を連ねます。
米国を代表する500社ですからその売り上げはもちろん米国だけではないのです。
世界中に支店を持っていますし、むしろ海外の売り上げ比率の方が多いなんて企業はザラにあります。
そのような企業の株を買うということは既に世界分散ができているということになるのです。
米国経済が今後も堅調に推移するという予想の元に投資する
米国経済のメジャー指標であるS&P500と日本経済のメジャー指標である日経平均を見てみましょう
出典:googleファイナンス
過去10年のチャート比較です。
S&P500はご覧の通り右肩上がりです。2008~2009年のリーマンショックの影響を鑑みてもすこぶる好調と言えるでしょう
これからも人口が増加する米国では今後も経済の発展が見込まれるのです。
対して日経平均のパフォーマンスは低調です。
アベノミクスの影響で近年は回復の兆しが見えますが、東京オリンピック以降のイベントも乏しく人口減少が避けられない現状では経済の衰退が予測されるのも致し方ないことでしょう
この事実をみるだけでも日本のみに投資するのではなく、むしろ米国の比率を多めにしたポートフォリオを組んで資産運用するのが最適解と言えるでしょう。
配当金狙いならVYMがオススメ
ETFを保有していると個別株と同様に配当金を得ることができます。
特に米国の高配当株にまとめて投資ができるVYM(ヴァンガード高配当株式ETF)がオススメです。
出典:ヴァンガード
VYMの構成トップ10はこのような大企業で構成されており、それぞれ配当金を多く出してくれる有名企業ばかりです。
VYMの配当利回りは2.48%です。
たしかに個別株式を保有すれば配当利回り5%を狙える銘柄もあるのですが、いかんせんリスクが高いです。
リスクを分散されたETFの運用でかつ高配当を狙える良いとこどりの商品と言えるでしょう
デメリットは刺激が少ないこと
それは刺激の少なさです
分散されているので個別株のような大きな株価の上昇もなければ下落もありません。
徐々に徐々に株価が上昇していくのを30年くらいのスパンでひたすら積み立てるようなイメージになります
根気よく・飽きずに積み立てられる性格の人に向いています
ゴマ夫オススメETFランキング
どれもヴァンガード社が運用する商品です。
それぞれ特徴が異なりますが、どれも低経費率、リスク分散、高パフォーマンスの商品です
ゴマ夫のポートフォリオ上位を占めるETF
ETFはゴマ夫のポートフォリオの中で45%という最高比率を占めているほど有力な商品だと考えています。(仮想通貨は変動が激しいのでポートフォリオから抜いています)
どこで購入するの?
SBI証券 楽天証券 マネックス証券
メジャーなネット証券で購入できます
SBIネット銀行でドルを調達してSBI証券で購入するのが手数料を低く抑えられるので特にオススメです。
自動売買のトライオートETFも魅力
ETFの魅力は理解できたけど、もうちょっとリスクを取りたいという方はインヴァスト証券が提供しているETFを自動売買できるシステムを利用すると短期的に利益を確定できます。
ウェルスナビもETFで運用している
逆にETFで運用しつつもリスクを減らした手間いらずな商品をお好みでしたら
流行しているロボットアドバイザーの中でも顧客数ナンバー1のウェルスナビがオススメです。
ウェルスナビはETFを自動的に売買して資産運用してくれます。
いかがでしたでしょうか?
とてもメリットの多い米国株ETFです
ぜひ購入にチャレンジしてみてください!