近年発展が凄まじいスマホアプリが我々の価値観や経済圏を変革するのではないか?という未来予測のお話。 メルカリ・ラクマや〇〇ペイといったアプリを使っている・興味がある人は必見です。
こんにちは!ゴマ夫(@gomaoshigotoya)です!
近年はメルペイや楽天ペイなどのスマホ決済サービスが普及し始めていてますます便利な世の中になりつつありますね。
そして注目すべきはこれらのサービスがフリマアプリのメルカリ・ラクマにそれぞれ連携していることが挙げられます。
今までは、メルカリでの売り上げは、そのままメルカリ内で買い物をするか、出金手数料を取られながら現金化するしか道はありませんでした。
しかし、メルペイとの連携で、メルカリの売上金でそのままセブンイレブンで買い物するということが可能な世界になります。
これって結構すごいことで、メルカリの売上金て心理的に「使いやすい」です。
汗水流して手にした給与はもったいなくて使うのためらうけど、中古品を売って得たお金なら別に使ってもいいか!という気持ちで消費に向かいやすくなるのです。
これを「手離れの良いお金」と呼ぶことにします。
手離れの良いお金の使い道は今後も増えると思います。
メルペイが使える店舗はどんどん増えるでしょうし、ネットショップとの連携も進むでしょう。
ゴマ夫の予測では、手離れの良いお金で投資ができる未来が見えます。
すでに楽天証券では楽天スーパーポイントで投資信託が買えますし、SBIモバイル証券でもTポイントで株が買えるサービスがあります。
これに似たようなことが今後起こると思います。
今回の記事では以上のようなITサービスの発展がもたらす、物の価値を高め、手離れの良いお金を生み出す経済の循環システム(FEVES: Fintech Economic Value Eco System →造語です(笑))についてのわりと当たるのではないかと思う予測をしてみたいと思います。
この記事のポイント
この記事を書いているゴマ夫は結婚を機に将来のライフプランを考えた時にお金の問題と真剣に向き合いました。
子供2人と住宅ローンを抱えていたら月に1回の外食もできないかもしれない・・・
そんな不安を吹き飛ばすべく、節約・資産運用・副収入について徹底的に勉強して行動しました。
最近はスマホ決済アプリのPayPay、LINEPay、OligamiPay、楽天ペイ、メルペイなどを駆使して節約することが多いので、使っていることで得た気づきをまとめます。
それでは参りましょう!
ITサービスの進化で物の価値が高まり、ゴミが減る
メルカリは世界を変える影響力を持っていると思います。
既に10~20代の方や主婦層の方などのメルカリネイティブ世代は毎日メルカリのアプリを開いて良い中古品がないか探していますし、出品者としても精を出しています。
今までもブックオフやハードオフなどの中古品買取の店舗はありましたが、取扱品は限定されています。
売れないものはせいぜい知り合いに譲るか、回収代金を支払ってゴミにするかでしたね。
この問題を解決したのがメルカリで、インターネットの技術で日本全国の人に向けて出品することができます。今まで捨てていたものに価値が付く世界になりました。
このシステムを理解した人の考え方は変化していきます。
まず物を買うときに、「売るときにいくらになるか?」を考えながら買い物をするようになります。
例えば洋服がわかりやすいです。
ブランド物の服とファストファッションの服のどちらがメルカリで売れるでしょうか?
答えはブランド物です。
ファストファッションの服は中古品としての価値はほぼゼロですが、ブランド物ならそれなりの値段がつきます
ここから導き出される行動は
「ファストファッションは売れないから、ブランド物を買う」ですね
特にオシャレが好きな人なら、ブランド物を買ってある程度楽しんだら早めに売却すれば高く売れるでしょう。その売り上げ金でまた新しいブランド物を買って楽しめばいいわけです。
そして洋服屋さんでメルペイで買えたら最高ですね。
一度もお金が手元にない状態で消費が進んで経済が循環する未来が見えます。
次にメルカリで中古品を買う側の意識を覗いてみましょう。
先ほどのブランド物の洋服が出品されていたとすると、「結構新しい綺麗な品が定価よりかなり安く手に入るなら新品買わなくていいよね」という気分になります。
この人は安くブランド物を手に入れたのでファストファッションで服は買わなくて済みました。
そうなるとどうでしょうか?この時点でかなり将来ゴミになるはずだった服が減っていることがわかるでしょう。
中古品で購入したものをさらに出品することだってできます。
人々が物をシェアすることが容易になることでゴミが減るエコな世の中が実現するのです。
下図はイメージです。
ゴマ夫はこのお金を介してITサービスを駆使して物の価値を高め、経済を循環させるエコシステムのことをこう名付けました。
FEVES : Fintech Economic Value Eco System→造語です(笑)
読み方は「フェヴェス」かな!
こんな名前は冗談で考えましたけど、こんな感じで将来的に名前がつくのではないかなと予想します。
それだけすごい流れなんだよってお話です。
手離れの良いお金で投資の敷居が低くなる
ということでフェヴェスな世界が迫っているというか既に始まっているわけですが、2019年はおそらくスマホ決済アプリ普及の年になるため、さらに経済圏が加速します。
冒頭で話したように、メルカリの売上で得た「手離れの良いお金」の使う先がメルペイによって広がるわけですね。
2019年5月の時点でセブンイレブンでメルペイが使えますし、これからどんどん使える店舗が増えるでしょう。
アマゾンやゾゾタウンといったネットショップでも使えるようになるかもしれません。
そこで購入した品をさらにメルカリで販売する循環が生まれますね。
ゴマ夫が話したいのは少しその先の話です。
この「手離れの良いお金」で投資ができるサービスが普及すると見ています。
すでに楽天証券では楽天スーパーポイントで投資信託が買えますし、SBIモバイル証券でもTポイントで株が買えるサービスがあります。
これに似たようなことが今後起こると思います。
楽天スーパーポイントで投資信託を購入する方法
特に楽天ペイであれば、楽天証券というプラットフォームがグループ内に用意されているのでスムーズに楽天ペイ払いで投信を購入できるようなシステムができると思います。
ハードルとしては証券口座を開くのが手間であるということです。
個人情報の登録は楽天の情報を引き継げばよいので手間は減りますが、マイナンバーの登録などは別途必要です。
このあたりは個人の資産運用を啓蒙している政府に頑張ってもらったなるべくハードルを下げてもらいたいものですね。
ただ、投資が始めやす過ぎるのも考え物で、リスクを伴うことを重々承知の上で始めなければならないという側面があります。
ジレンマではありますが、確実に若い世代が投資をしやすい世界になる気がします。
30~40代が有利な世界がきっとくるぞ!
10~20代の若い世代に有利な話をしたいわけではなくて、ゴマ夫も含む30~40代に有利な時代なんじゃないかなという話をします。
私たちはメルカリネイティブではないので、フェヴェスが発達した世界についていけない可能性はありますよね。
実際にゴマ夫はメルカリを2015年頃に使ってみましたけど、今は使っていません。
理由は、発送に手間がかかったからです。
20品以上出品してほとんど売れたので、面白かったのですが、ちょこちょこと購入者とコメントのやり取りをしたり、出品物の情報を入力する時もスマホでしかできないから時間がかかったりしました。
薄い本やDVDくらいならメール便で楽に遅れますが、洋服などはサイズが大きいから面倒でした。
家の中の不用品をほとんど処分できた時点で出金して使わなくなりました。
30~40代の子育て世代でこれだけ手間がかかるのは正直厳しいです。
ただ、この手間もフェヴェスな世界が進めばどんどん改善するでしょうし、その先に投資があるのなら金融リテラシーのある我々の方が有利です。
若い世代に比べて我々が勝る金融リテラシーとはなんでしょうか?
- 社会保障
- 確定申告
- 株式投資
- ふるさと納税
- 生命保険
- 住宅ローン
などを経験している点ではないでしょうか?
スマホ決済アプリという新しいITテクノロジーとお金の知識を組み合わせるという時点で我らの世代はとても有利じゃないでしょうか?
例えば中国ではwechat payというアプリで決済するのが主流でほとんど現金を使いません。
しかも確定申告にこのwechat payの記録が使えるので、ほぼ何もしなくて済みます。
この方が資金移動の透明性が高いので政府としても嬉しい限りだと思います。ほぼ脱税できないですから。
どうせなら僕も手離れの良いお金で投資がしたいですし、確定申告も楽したいです。
重要な事は
ITサービスがもたらす恩恵にしっかり乗ることです、新しい事に疎いという立場ではせっかく培った金融リテラシーの優位性も活かせません。
60代以上の世代はITサービスの技術についていける人はかなり限られている印象です。
私たちはもらえないかもしれない年金に悲観する世代ではなく、新しいテクノロジーがもたらす希望を抱きながら効率的でエコな世界を楽しむ世代のはずです。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと飛躍したような未来予想図の語りでしたが、ゴマ夫は将来をとても楽しみにしています。
あなたはどんな未来を生きたいですか?
それでは!
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