こんにちは!ゴマ夫(@gomaoshigotoya)です!
高配当株は圧倒的な魅力がありますよね!どうせ資産運用するなら多くの配当金をゲットして、ゆくゆくはアーリーリタイアした時の収入源にしよう!なんて夢も膨らみます。
ゴマ夫は米国高配当株のVYMを資産運用の軸にしてますが、今回はVYMと4種類の日本国内ETFを徹底比較します!
この記事のポイント
この記事を書いているゴマ夫は結婚を機に将来のライフプランを考えた時にお金の問題と真剣に向き合いました。
子供2人と住宅ローンを抱えていたら月に1回の外食もできないかもしれない・・・
そんな不安を吹き飛ばすべく、節約・資産運用・副収入について徹底的に勉強して行動しました。
ゴマ夫の行動
こちらの記事をどうぞ⇩
国内ETFと海外ETFの違い
国内ETFってそもそもどんな商品があるの?
ETFは指数に連動を目指すインデックスファンドであるという性質があります。
日本の代表的な経済指標には「日経平均」や「TOPIX」がありますので、これらに連動するETFがもちろんあります。
日本だけでなく、海外の先進国や新興国株式のETFもありますし、不動産や金のETFまであります。
国内ETFの取引方法は日本の個別株を購入する要領と同じです。
取引に必要な金額は次のように決まります。
必要金額 = ETFの取引価格 × 口数 + 手数料
となります。
国内ETFは最低購入口数が10口~や100口~しか買えないETFもあるので、10万円ほど用意しないと買えないETFもあります。
そもそも国内ETFの定義は日本の証券取引所に上場しているETFのことを指します。
東京証券取引所や大阪証券取引所で取引ができるわけです。
これに対して海外ETFは海外の証券取引所に上場しているETFの事を指します。
代表的なところだとニューヨーク、香港、シンガポールなどです。
投資対象が海外であっても日本の証券取引所に上場していれば国内ETFと呼び
投資対象が日本であっても海外の証券取引所に上場していれば海外ETFと呼ぶわけです。
国内ETFは2種類に分けることができる
実は国内ETFは2種類に分けることができます。
イメージ的には純国産型ETFが国内ETFかと思いがちですが、日本と海外両方に上場しているETFも重複上場型と呼ばれ、国内ETFに含められます。
重複上場型の代表例は1557(SPDR S&P500)です。
米国で最大規模のETFが日本にも上場しており、日本円で購入できるのが魅力です。
日本の証券取引所に上場していれば原則、日本のどの証券会社からも購入することができます。
(海外ETFは日本の各証券会社によって取り扱い銘柄が異なります。)
特にネット証券は手数料が安いです。
SBI証券か楽天証券で購入するのがベターです。
以下の記事も参考にしてください。
日本国内高配当株ETF4種類をピックアップして比較
今回比較するETFはこれだ!
今回比較する4種類の国内高配当株ETFおよび米国高配当株ETFの雄であるVYMのまとめを先に見ていただきましょう!
今回ピックアップしたETFはこちら
- 1399 上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ
- 1478 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
- 1489 (NEXT FUNDS)日経平均高配当株50指数連動型ETF
- 1577 (NEXT FUNDS)野村日本株高配当70連動型ETF
- VYM バンガード米国高配当株式ETF
それでは個々に見ていきましょう!
1399 上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ
出典:https://www.nikkoam.com/products/etf/lineup/jhigh-lv
銘柄数が120と多いのですが、肝心の配当利回りが2.73%となっており、今回の中では最低になっています。
特徴としては、金融と不動産のセクターを除外することでボラティリティ(価格の変動の大きさ)を小さくしています。
その影響から配当利回りが少し抑えられてしまいます。
約4年の運用で指数に連動しているといえます。
1478 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
出典:https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/279436/ishares-msci-japan-high-dividend-etf-fund
1478は信託報酬が0.19%と低いのが特徴ですが、銘柄数が34と少ないです。
とにかく信託報酬が気になる方は1478を選ぶのもありでしょう。
保有銘柄を見てみるとほぼ配当利回り上位の銘柄で固められています。
1489 (NEXT FUNDS)日経平均高配当株50指数連動型ETF
出典:https://nextfunds.jp/lineup/1489/
1489は配当利回りが3.85%で今回紹介する5種の中では最高になります。
50銘柄の分散になります、これを少ないと見るか十分とみるかは際どい所です。
1577 (NEXT FUNDS)野村日本株高配当70連動型ETF
出典:https://nextfunds.jp/lineup/1577/
1577は国内ETFの中では純資産額が805億円と高いのが魅力です。
流動性を気にするなら選択肢に入るでしょう。
VYM バンガード米国高配当株式ETF
正直、圧勝ですね!
配当利回りのみが1位にはなれませんでしたが、それも堅調な米国経済の影響で株高になった影響です。
信託報酬、銘柄数、純資産額の3部門で最高の数字をだしているので
高配当、低維持手数料、分散性、流動性の全てを兼ね備えているのがVYMと言えるでしょう。
【結論】日本国内ETFの魅力はハードルの低さ
ETFを購入しようとするときに、国内ETFと海外ETFは結局どちらを選ぶべきか?は悩ましいところです。
配当利回りだけみれば差はほとんどないからです。
とはいえ、現状ではやはりVYMのような海外ETFに軍配があがります。
- 経費率が低い
- 構成銘柄数が多い
- 資産額が大きい
このような理由です。
もう一度まとめの表を見てみましょう。
しかし、国内ETFの最大のメリットは日本円で購入できるということです!
海外ETFは米国ETFならUSドルを準備する必要があります。(日本円でも買えるが為替手数料がかなりかかってしまう)
ETFに限らず、資産運用を始めようと思った時に出来るだけ面倒な手間を省きたいという欲求はあるはずです。
そんな手間をかけずに、構成銘柄も知っている企業が多く、尚且つは高配当も狙える国内ETFをを選択するというのも全然ありだと思います。
いかがでしたでしょうか?
まずは今回紹介した国内ETFから始めてみて、その後に海外ETFデビューするという方針でも良いですね。
それでは!
米国株ETFを手数料最安で入手するための裏技的な手法も別記事で紹介しています⇩